
未邦訳の異世界恋愛ファンタジー、A Deal with the Elf Kingを読んだので、あらすじと感想の簡単なメモを残しておきます。他の洋書ロマンスと比べて、比較的日本のTL・なろう系?小説に近い感じがしました。
あらすじ
19歳のルエラは薬草を研究していて、村で唯一の治療師である。ルエラの住む村は、魔族の住む世界と隣接している。そのため、古くから行われてきた因習がある。平和のため、エルフの王に妻となる少女を捧げるのだ。エルフの世界へ連れて行かれて「女王」となる少女は、16~17歳頃になると(人間なのに)魔法が使えるようになるという特徴があるため、すぐに発見できる。しかし、今回は村の少女の誰も魔法を発現しておらず、村は不安に包まれていた。ルエラも魔法を発現しないまま既に19歳になっていたので、自分が「女王」ではないことに安堵していたのだが……。
感想
他の洋書のロマンタジーと比べると、日本の異世界恋愛ファンタジーに近いように感じました。
無理矢理連れてこられた世界で、冷酷な若き王と便宜結婚し、反感を買いながらも治療術を使って周囲の信頼を得ていき、モフモフ狼の友達もできて、冷酷に見えたが実は優しい王と本当の恋に落ちる……という、似たような話を何度も読んだ気がします。でも意外と楽しく読めたのは、やっぱり王道はいいということか……。
話の展開がゆっくりでマイルドなのは少しつまらなく感じる時もあったけど、関係がゆっくり進展するのはすごくよかったです。この本で一番好きなのは、そこかな。slowburn警察の私も、これには満足ᐠ( ᐢωᐢ )ᐟ 大人なシーンが控えめなのも好みでした。すぐ暗転してくれるのありがたい。
でも真名を使って体を操るシーンは「これエロ同人小説で死ぬほど読んだやつだ!!」って大興奮したけど、えろいことには全っっく使われず、エルダスに失望しました。それをエロいことに使わないでどうすんだよ……ジャパニーズ・ヘンタイ・マンガで勉強してどうぞ。
幼馴染のルークに対しては、ちょっと辛辣すぎない?と思います。そんなに悪いことかな。
オーディオブックはオーディブルの聴き放題ではないんだけど、オーディオドラマ版は聴き放題にあったので、聞きながら読書。すごくよかったです。エルダス役の人の声がとにかくかっこいい!!すごい低音で、今まで聞いた演者さんで一番好きかもしれない。私はドラマ版よりオーディオブック派で、今まであまり聞いたことなかったのですが、これからはドラマ版も聞いてみます。
