
光陰が矢の如し過ぎる。「8月に3月のまとめを……!?」という気がしないでもないですが、読書記録をつけるのが今年の目標の1つなので、めげずに完走したいところです。
総括
3月に読んだ総数は、9冊。
ジャンルの内訳は、
- ノンフィクション 1
- 児童書 4
- ミステリー 2
- フィクション 1
- ロマンス 1
言語は、
- 和書 3
- 原書(英語)+訳書 5
- 原書(英語、未邦訳) 1
以下、ジャンルごとに、簡単な概要と感想メモを残しています。
個別の記事を作成したものは、リンクを貼っています。
ノンフィクション
「ラテに感謝! How Starbucks Saved My Life―転落エリートの私を救った世界最高の仕事」マイケル・ゲイツ・ギル
児童書
「グレッグのダメ日記」ジェフ・キニー
概要
小学6年生のグレッグの愉快な日常を、たくさんのイラストとともに綴った人気シリーズの第1巻。
感想
p.15 弟を騙すためだけに夜中の3時に起きるお兄ちゃんカワイイ。
前に4巻を読んだ時も思ったけど、お兄ちゃんとのやり取りが可愛くて好き。
ネクタイが大嫌いなのに、弟が木の役で出演するミュージカルに正装して行く(ビデオ持参で)とか、普通に弟のこと大好きでしょ(*´꒳`*)
グレッグはまあまあクズなんだけど、しっかり痛い目に遭って、しかも全く懲りないところが憎めないし、愛らしくて笑ってしまう。
But if there’s one thing I learned from Rodrick, it’s to set people’s expectations real low so you end up surprising them by practically doing nothing at all.(p.15)
それはともかく、兄ちゃんから学んだことがひとつだけある。それは、ふだんはあまり、なにもしないほうがいいってこと。そうしてると、たまーに小さなことをしただけで、人から感心してもらえるんだ。(p.19)
似たような真理に辿り着いたな~と子供の頃を思い出してフフッとなった。
サクッと読めるので、児童書を読むのが苦にならない人なら、英語多読に超おすすめです。
オーディブルには、英語版の第1巻のオーディオブックが2種類あって、本文だけを朗読したものと、効果音やイラストの説明つきのEnhanced Editionがあります。
どちらも、これを書いている2025年8月現在、オーディブルの聴き放題に入っています。個人的にはEnhanced Editionが好きです。ありがたい。
残りのシリーズはオーディオブックで聞こうかな。
「ジュディ・モードはごきげんななめ」メーガン・マクドナルド
概要
小学3年生のジュディーの元気いっぱいな毎日を描いたシリーズ<ジュディ・モードとなかまたち>の第1巻。
感想
5巻を読んで、原書も訳も文章が好きだったので1巻も読んだ。邦訳がすごく好み。
言葉遊びが多くて楽しい。
『グレッグのダメ日記』ほどではないけど、イラストがわりと多い。
英語版はオーディブルの聴き放題にあったので、聞きながら読書。
↓ここ笑った(*ˊᗜˋ*)
“Mouse would definitely not like that,” said Judy.
“How about a goldfish?” asked Stink. Mouse rubbed up against Judy’s leg.
“Mouse would like that too much,” Judy said.(p.41)「犬じゃ、マウスがぜったいいやがるもん」
「金魚は?」スティンクがいいました。
マウスがジュディの足に体をすりよせてきました。
「金魚じゃ、マウスの大好物になっちゃうよ。(p.50)
日p.29 ピザセーバーって物を知らなかった。あんまり宅配ピザを頼んだことないんだけど、あんなの付いてたっけ……?? アメリカ独自のものかと思ったら、日本にもあるみたい。たしかにテーブルに見える……!!
「帰れ 野生のロボット」ピーター・ブラウン
「さよならを待つふたりのために」ジョン・グリーン
ミステリー
「可燃物」米澤穂信
概要
群馬県警捜査第一課の現場を指揮する刑事が事件を解決していく短編集。5編収められていて、それぞれ一つの事件を扱う。
感想
面白かった! どの事件もかなり捻りがきいていて、真相は意外だった。
私は5つのうち、1つも分からなかった。
キャラクターの個性みたいなのはほとんどなく、あっさり淡泊に話が進む。
文章もとても読みやすくて、かつ細かく描写や説明があって、ミステリにとことん集中できた。
無情で救いがない結末もあったけど、たとえ悪意がなく善意といってもいいくらいの気持ちから生まれた犯行であったとしても、犯罪によって良くなるものは何一つとしてない、というような毅然とした空気が感じられてよかった。
オーディブルで聞きながら読書。
朗読が声も雰囲気もすごくぴったりでとてもよかった。倍速でも聞きやすかった。
ナレーターさんの他の作品も聞きたかったけど無いみたい。落ち着くいい声で刑事ものにすごく合ってると思うので、他のミステリーもやってほしいです。
各話の読後メモ【※ネタバレを含むのでご注意ください】
「崖の下」…絶対つららだと思ってた!
「ねむけ」…タイトルのことすっっっかり忘れてた
「命の恩」…かばってるか頼まれたんだと思った
「可燃物」「本物か」…まったくわからなかった
「満願」米澤穂信
概要
6つの話を収めた短編集。
感想
『可燃物』が面白かったので、著者の他の短編集も読んでみたいと思っていたところ、レビューに『満願』が好きと書いている人が複数いたので読んでみた。
『可燃物』もそうだったように、描写がわりと細かく丁寧だと思うんだけど、淡泊でとても読みやすい。
あんまり人物に感情移入しないで読めるから、体力(気力?)をほとんど使わずに物語を楽しめる感じがする。
こちらはミステリーではなく、不思議な話というか、世にも奇妙な物語?といった感じ(見たことないけど)。やっぱりミステリーのほうが好きだな。
全体的に無情な雰囲気。東野圭吾とかはもっと心にくる感じで、感情が動かされるんだけど読んでてしんどい時がある。
著者の本は物語の世界を遠くから眺める感じで読めるから、疲れてる時とかあんまり感情を動かされたくないときにも読めて気分転換できる気がする。
全体的にやや暗めなんだけど読後感が悪くないんだよね。なんでだろう。
以下、各話の読後メモです。
「夜警」…殉職した交番勤務の警察官の話。一番好きかも。著者の警察小説もっと読みたい。
「死人宿」…自殺を図る宿泊客が多い宿で遺書の落とし物があり、仲居たちが自殺を防ごうとする話。読後に振り返って●●を確認したらちゃんと記述があった。こういう仕掛け好き。
「柘榴」…苦手な話だった。どうして人は柘榴とエロいものを結びつけるのか……。
「万灯」…バングラデシュで資源開発を進める商社マンの話。覚悟ガンギマリ商社マンで草。面白かった。
「関守」…都市伝説を調べるライターが、事故が多発する峠を取材する話。これも面白かった。怖いの苦手だけど読めたし楽しかった。
「満願」…学生時代に世話になった恩人を弁護した弁護士が、殺人事件を振り返る話。達磨市に行きたくなった。
フィクション
「人魚が逃げた」青山美智子
概要
銀座の、とある一日を舞台にした群像劇の連作短編集。
感想
こういう、ある人の話が、また別の誰かの話に繋がっていく連作短編集の構成すごく好き。
文章が易しくて軟らかくて、ものすごく読みやすい。良くも悪くも小説を読んでいる感じがしないので、読書が苦手な人にも薦めやすい一方で、凝った文章が読みたい!という人には物足りないかも。
著者の作品は初めて読んだけど、日常に潜むファンタジーみたいな要素は好き。
オーディブルと合わせて読んだ。口語的?で、耳でも理解しやすい感じなので、オーディブルと相性抜群だと思う。他の本も耳読書で読んでみようかな。
文章も内容も肩ひじ張らずに気軽に読めるから、強烈な作品を読んだ後のパレットクレンザー的な読書にもいいと思う。
ロマンス
「Set on You」Amy Lea
概要
インフルエンサーとして活動する女性を主人公にしたロマンスシリーズ<The Influencer>の第1巻。ボストンを舞台にした現代ラブコメ。未邦訳。
登場人物
クリスタル…フィットネス系インフルエンサー。27歳。ぽっちゃり。中国系。
スコット…消防士。30歳。見た目が良く、明るい性格。
あらすじ
フィットネス系インフルエンサーとして生計を立てているクリスタルは、常連のジムで、トレーニングをしに来ていたイケメンと喧嘩になり一悶着を起こした挙句、弾みでキスしてしまう。その後、祖母の再婚による両家顔合わせで、キスをした相手が、祖母の再婚相手の孫で消防士のスコットと判明する。
感想
後半で主人公の言動に共感できなかったかも。
あと、スコットが(クリスタルにとって)都合のいい男すぎる。いや、ロマンスのヒーローだから、そこはいいのか……。
ぽっちゃりでも人種的にマイノリティーでも自分を愛そう!セルフラブが大事、とか、メッセージ要素もかなり強いんだけど、そんなに重くなく、全体的にライトな感じで描かれてるので読みやすかった。
お誘い文句のジョークかわいい(⁎˃ᴗ˂⁎)
Are you a bank loan? Because you have my interest.(p.24)
次巻は、お姉ちゃんのタラが主人公なんだけど、読書系インフルエンサーなんだよね。ええ~それは、読むしかないじゃん……。







