ペーパーバックの虜

洋書・翻訳書を中心とした読書ブログです

児童書

「野生のロボット」ピーター・ブラウン あらすじと感想

2025年公開予定の映画「野生の島のロズ」の原作となっている童話「野生のロボット」を読みました。 たくさんの可愛い挿絵と心温まる物語に、ひたすら癒される読書体験でした。 優しいお話なので、子どもにも安心して読んでもらえると思います。 シリーズにつ…

「ワンダー」R・J・パラシオ あらすじと感想

Matilda に続いて、人気の児童書を読みました。胸が締めつけられるような場面もあったけど、あたたかい気持ちになれる作品でした。英語版も、子どもの一人称で語られるので、とても読みやすかったです。 あらすじ 感想 オーガストだけじゃない。葛藤する子ど…

「マチルダは小さな大天才」ロアルド・ダール あらすじと感想

かなり昔に読んだ覚えのある Matilda を、再読しました。「これ本当に児童書か?!」と思うくらいブラックユーモアたっぷりで、おもしろかったです。 あらすじ 感想 大人こそ楽しめる児童書 トランチブル校長が面白すぎる 天才少女がダメな大人を成敗する 英語…

「希望のひとしずく: A Drop of Hope」キース・カラブレーゼ あらすじと感想

「図書館がくれた宝物」に続いて、また2024年の夏休みの課題図書を読んでみました。 今回は、中学校の指定図書になった「希望のひとしずく: A Drop of Hope」の原書(英語版)と日本語版を読みました。群像劇の形式でキャラクターが多く登場しますが、それぞ…

「図書館がくれた宝物」ケイト・アルバス あらすじと感想

今年2024年の夏休みの課題図書(小学校高学年)に指定されている「図書館がくれた宝物」の原書(英語版)と日本語版を読んでみました。子ども向けの本ですが、大人が読んでも十分読んでよかったと思える本でした。 本書について 概要 登場人物 あらすじ 感想…