ペーパーバックの虜

洋書・翻訳書を中心とした読書ブログです

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「続ける思考」井上新八 感想

このサイトは主に洋書・翻訳書を紹介していますが、先日読んだ自己啓発本がすごくよかったので、メモを残しておきます。 メインは習慣化の方法についてですが、一人でコツコツ頑張っている人へのエールみたいなものも感じられて、とても励まされました。 本…

「ギヴァー 記憶を注ぐ者」ロイス・ローリー あらすじと感想

すべてが最適化され、管理されるユートピアのようなディストピアを描いた児童書「ギヴァー 記憶を注ぐ者」を、英語(原書)と日本語で読みました。 選択と自由について考えさせられるSFですが、単純に物語としても面白かったです。 シリーズについて あらす…

「穴」ルイス・サッカー あらすじと感想

ルイス・サッカーによる児童書「穴」を原書(英語版)とあわせて読みました。 ユーモアがあって、謎解きの要素もあって読みやすく、大人の英語多読や、大学入試対策としても超おすすめの児童書です。 シリーズについて あらすじ 感想 百年前と現在の物語が交…

「本と私と恋人と」エミリー・ヘンリー あらすじと感想

現代のアメリカを舞台にしたラブコメ小説「本と私と恋人と」の原書(英語版)と日本語版を読みました。著者はベストセラー作家のエミリー・ヘンリーで、この本を含め、いくつかの本について映画化の話が進行中です。洒落た会話や言葉遊び、ユーモアが好きな…

「マチルダは小さな大天才」ロアルド・ダール あらすじと感想

かなり昔に読んだ覚えのある Matilda を、再読しました。「これ本当に児童書か?!」と思うくらいブラックユーモアたっぷりで、おもしろかったです。 あらすじ 感想 大人こそ楽しめる児童書 トランチブル校長が面白すぎる 天才少女がダメな大人を成敗する 英語…

「容疑者Xの献身」東野圭吾 英語で読んでみた

映画化もされた人気作「容疑者Xの献身」を、英語版とあわせて読んでみました。 映画は見ていたので話の筋は知っている状態で読みましたが、それでも面白かったです。 そして、英語版は、思っていた以上に英語の勉強になりました! 本書について 英語について…

「ミッドナイト・ライブラリー」マット・ヘイグ あらすじと感想

日本の洋書ランキングでもロングセラーになっている「ミッドナイト・ライブラリー」の原書(英語版)と日本語版を読みました。後悔へどう向き合うか、をテーマにした物語だと思います。主人公の心情があまりにも共感できて、自分のために書かれたんじゃない…

「木曜殺人クラブ 二度死んだ男」リチャード・オスマン 感想

高級施設で優雅に暮らしつつ、事件を解決するスーパー高齢者4人組の活躍が楽しい「木曜殺人クラブ」シリーズの第2作「木曜殺人クラブ 二度死んだ男」。原書(英語版)と日本語版を読んだので、概要と感想、そして、日本版では省略されている仕掛けについて…

「木曜殺人クラブ」リチャード・オスマン あらすじと感想

高齢者施設の入居者たちが、警察顔負けの推理で事件を解決していくミステリー小説シリーズの第1巻「木曜殺人クラブ」。原書(英語版)と日本語版を読んだので、作品の概要やあらすじ、感想について紹介していきます。 本書について 2021年イギリスで1番売…